ユニオン投信が考える株式投資
はたらく仲間と家族のリスク・不安について
- 1. 賃金低迷
- 2. 増税
- 3. 医療費負担増
- 4. 年金負担増・受給減
- 5. インフレ
はたらく仲間と家族のリスク・不安は、上記のことが考えられます。
このリスク・不安を解消するためには、「リスクが高いと言われる株式にあえて投資する」ことが有効であると考えます。株式投資は「企業価値」に投資するものです。短期的には企業収益が悪化し、株価は値下がりします。しかし、強い企業は10年-20年という長期のなかで利益をあげ「企業価値」を高めています。
企業の価値増大は、「株価の値上がり」をもたらします。
長期の投資家は、このメリットを着実に享受することが可能と考えます。したがって「短期的な株価値下がり」に悩むことも不要と考えます。
株式投資のなかでも「強い企業を、毎月、一定額、買い付ける」方法がとくに有効です。
なぜなら、
- (1)株式投資ブームの割高なタイミングで集中的に買い付けてしまうミスを避けることができます。
- (2)株価暴落時には、より多くの株式を買い付けることができます。
- (3)長期に投資を続けるなかで「短期的な下げ相場は歓迎すべきことだ」と思う余裕が出てきます。
株式投資と企業収益
- 株式投資は企業価値に投資するもの
- 企業収益が増えれば企業価値が増え、株価は上がる(ことが多い)
- 企業収益が減れば企業価値が減り、株価は下がる(ことが多い)
企業収益変動要因
企業収益が変動するのは大きく次の二つの場合
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(1)マクロ要因によるもの
企業の努力とは関係なく起こるもの・・・たとえば、景気、金利、為替、原油価格などの変動
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(2)ミクロ要因によるもの
企業の努力が反映されるもの・・・たとえば、「新製品」・「新製法」・「新市場」開発の成功
株価変動は避けられない
景気、金利、為替、原油価格などの変動は今後も続く。
景気変動が避けられない以上、短期的に企業収益・企業価値は変動し、株価が変動することは避けられない。
長期に成長する企業は多い
短期的に企業収益が変動しても、企業の努力によって景気、為替、原油価格などの変動を乗り越え、長期的に成長を続ける企業は多い。
株式投資の本当のリスク
株式投資の本当のリスクは次の場合
- (1)経営状況が著しく悪化し企業価値が減少して株価が下落すること
- (2)企業価値よりも高く買い付けたことで株価が下落すること
「投資家」のリスク最小化方法
「投資家」と呼ばれる人・組織は、このリスクを次の方法で最小化している
-
(1)「知識・技術」を備えること
「知識・技術」を伴う分析によりこのリスクを最小化することが可能
-
(2)「長期投資」を行うこと
身の丈にあった資金による「長期投資」であれば「時間を味方につける」ことができるので企業収益の長期積み上げによって株価が回復するのを待つことができる
「投機家」は?
一方、「投機家」は?
-
(1)「知識・技術」を十分備えていない
このため長期的な企業価値増大の可能性ある銘柄を見極めにくい
目先の「人気企業」に投資する場合が多い -
(2)「短期投資」を繰り返し行う
身の丈以上の大口資金で目先の値上がり益を追求することが多い
予測しやすい「相場の方向」にではなく、予測しにくい「時間・タイミング」に賭ける
株式投資の王道
- 株式投資の王道は「安いときに買い、高いときに売る」こと
- 企業価値を常に見極め、実質価値に基づく本来価格以下の値がついたら買い、実質価値に基づく本来価格以上に値が上がったら売る、こと
- しかし、一般の投資家がこれを的確に実行するのは非常に難しい
毎月積立運用が有効
- 一般の投資家にとって「強い企業を、毎月、一定額、長期間」買い付ける方法は極めて有効
- 株式投資ブームの割高なタイミングで集中的に買い付けてしまうミスを避けられる
- 市場価格が安いときにより多くの株式を買える
- 買い続ける資金がある限り、下げ相場は安く投資できるチャンス
長期投資のメリット
- 長期の投資家は、保有株が値下がりしたからといってお金を失うわけでない
<直ちに売却する必要がないので、損失は実現しない> - 長期的な企業価値増大の可能性が高い銘柄群に分散投資された株式ポートフォリオは、短期的な値下がりを乗り越えることができる
- 企業の努力とは関係のないマクロ要因による市場全体の値下がり局面で買える長期の投資家が、利益を得る可能性は極めて高い
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