コラム

ファンドマネージャー コラム

2017/10/19 株価大暴落から学ぶこと

【あれから30年】

気温が一気に下がり、いきなり秋本番となりました。北国はもう冬かもしれません。秋を英語でFallとも言うのは葉が落ちる季節だからのようですが、落ちるのは木の葉だけではありません。米国のダウ工業株30種平均(以下、ダウ平均)が22.6%安という史上空前の大暴落を演じたのも、1987年の秋、10月19日のことでした。「暗黒の月曜日」という意味で「ブラックマンデー」と呼ばれています。

あれから30年が経ちますが、忘れることのできない日です。朝起きたら、テレビには508ドル安の表示。「まさか! 50.8ドルの間違いだろう」と最初は思ったものの、終値を見ると前週末とで水準が全然違います。間違いなく暴落でした。「1929年の株価大暴落に端を発したとも言われる世界大恐慌が、またやってくるのではないか」。そんな恐ろしい思いが頭から離れず、大急ぎで会社に向かいました。

10月20日の東京市場も、大混乱の中、大幅安となりました。日経平均株価の終値は前日比14.9%安。当時、私は日本株のファンド・マネージャーをやっており、まあまあの成績をあげていたのですが、帳消しになって大ショックを受けました。

【何が起こったのか】

株価が下落したのは、もちろん「秋だから」ではありません。よく挙げられるのは、米国の貿易赤字の拡大、それを背景にした金融引締観測、あるいはその金融政策を巡る米国と西ドイツ(当時)の対立などです。

確かにそうした経済的な背景はありましたが、たった1日で2割以上の急落となったのには、やはり株式市場の内部に要因があったと見るべきでしょう。おそらく、その最たるものが「ポートフォリオ・インシュアランス」と呼ばれた投資手法です。簡単に言えば、主に株価指数先物を利用することによって、株価が上がるときは追随しつつ、下がる時には売りヘッジをして損を小さくしようとするものでした。株価下落による損失を免れることがうたい文句だったことから、「インシュアランス=保険」という名が付けられたようです。

相場が上がる時には上がるけれど下がる時には下がらないなんて、そんなうまい話しがあるものかと、最初こそ眉唾ものだと疑う投資家が少なくありませんでした。しかし、プロの投資家に次第に広がるにつれ、ライバルとの競争もあるので採用する運用機関が増えていきました。彼らの巨額の運用資金が株価を押し上げるほどにさえなっていったのです。

市場が下がっても自分のおカネは「保険」で守られると思えば、安心感も働いて投資はますます大胆になります。これがいけませんでした。そもそも、コストもかけずリスクを完全に回避できる方法などありません。安心だと思っていた投資家は大混乱に陥りました。まさにパニック状態です。

問題なのは、多くの投資家が同じ手法を使っていたことでした。上がるときは彼らの買いで上がりますが、下がるときは、損失回避の行動に一斉に出た彼らの売りで下がります。かくして先物も現物も一気に、かつ大量に売られることとなり、下げが下げを呼んでついには大暴落に至った、というのが顛末です。

この大暴落からは多くのことを学べると思います。

【教訓1】

うまい話には裏がある、というのは、たいてい本当だ」ということです。そして、「自分だけいい思いをしようとしても、うまくはいかない」ものです。

【教訓2】

大暴落前のダウ平均の高値(終値ベース)は同年8月25日の2,722.42ドルでした。そんなところで買った人は悲惨です。大暴落当日の終値は1,738.74ドルですから、わずか2ヵ月で36%もの損失を被ったことになります。恐怖と絶望のどん底だったに違いありません。

しかし肝心なのはそこではありません。ダウ平均が今はおよそ23,000ドル台だということこそ、私は重要だと思います。この暴落時の安値からは13倍以上、高値からでも8倍以上になったのです。この30年間に支払われた配当金を含めれば、大損どころか大成功だったと言えるでしょう。そうなった理由は、すべて米国株が上がり続けたことにあります。

いつ買っていつ売るかより、どこに投資するかの方がよほど大事だ」というのが、私が考える二つ目の教訓です。

【教訓3】

そうは言っても、どこの市場、どんな企業に投資するか正しく判断することは、不可能ではありませんが簡単でもありません。さしあたりファンドを通じて世界に分散投資するのがよいでしょう。

でも、それでは足りないと思います。というのは、大暴落の際、米国では投資信託(ファンド)の解約売りが殺到したからです。「そんな安値でもったいない」と、後になれば誰でも思うことですが、暴落の最中にあっては恐怖に駆られて売ってしまうのも無理からぬところです。売らずに持ち続けたかどうかは、その後の運用成果を大きく左右しました。

売るか持ち続けるか。それを分けるのは、投資家がそのファンドをどれだけ理解し信じているかに大いにかかっています。単に「儲かりそうだ」という理由だけで買うと、下落時に「損しそうだ」と思って売ってしまいがちです。

ファンドのことを理解し納得し信じていること」は、ですからとても大事です。これが教訓の三つ目です。ユニオン投信がファンドの直接販売をしているのも、お客さまに理解していただく大切な作業を人任せにはできないと考えているからです。

2017/9/9 コスト<運用成績<信頼感 ②

【ファンドと運用会社への信頼感】

最終的にどれほど素晴らしい運用成績を上げるファンドであっても、基準価額は途中で必ず下がります。下がらないで上がるだけというわけにはいきません。
下がった時に、「このファンドなら、この運用会社なら大丈夫」という確信、あるいは信頼感を持っていただいているかどうかは、コストや短期の運用成績よりも財産づくりにとって重要だと思っています。

ファンドへの信頼感があって初めて、基準価額が多少下がろうとも売らないで頑張ることができます。「上がったからそろそろ下がりそうだ」と心配して売る必要もありません。仮に心配が当たって値下がりしたとしても、信頼できるファンドであれば、そこは買い増せばいい話です。口数を増やせるチャンスなのですから。それは結果として、ファンドの運用成績以上の成果を投資家にもたらします。

【成長し続ける企業に投資することの意味】

そもそも、という話ですが、ユニオンファンドが投資している株式は企業が発行しているものであり、株式を持っているということはその企業の一部を所有しているということです。つまり、肝心なのは株価ではなく企業そのものです。

景気の変動や相場の揺れの影響を受けていくら株価が下がったとしても、企業自体が健全であれば、たいした問題ではありません。成長し続けている企業であるなら、株価はそれほど時間をおかずに元の水準に戻り、高値を更新しても不思議ではないのです。

値動きだけ見て投資していると、株価の下落は恐ろしいものに見えるに違いありません。しかし、企業をしっかり見て投資しているなら、「株価下落は買い増しのチャンスだ」とむしろうれしくなってもおかしくないくらいです。

【相場を当てることより重要なのは投資先を選ぶこと】

そうなると、いよいよ企業を見抜く力がとても大切だということになります。本当に成長できるのか、つぶれてしまうことはないのか、という目利きの力が絶対的に重要です。

ユニオンファンドは、現在5本のファンドを組み入れています。その運用を担ってくれている4つの会社は、皆さんに代わって投資先企業の状況の把握と、より優れた企業の発掘に全力を尽くしています。

彼らの調査と運用の力はなかなかのものです。悪くても市場並み、全体としては市場の動きを上回る運用成績を収めています。私にとっては、信頼できるファンドばかりです。

株式投資は難しいという方は多いですが、それは、「ランダムに発生する雑音を予知し、相場を当てること」が投資だと思っておられるからのように思います。
長期の財産づくりを考え、投資先企業の成長とともに資産が増えればいいとお考えなら、「優れた企業に投資すること」を重視する必要はあっても、「いつ買うか」「いつ売るか」といった売買タイミングにエネルギーを割く必要はそれほどないと思っています。

【ユニオンファンドが組入ファンドを選ぶとき】

繰り返しになりますが、株価は最終的には企業業績次第だと思っています。ですからユニオンファンドにとって重要な組入ファンドの選定も、こうした観点で行っています。

最も重視しているのは、企業をどれだけ丹念に調べているかという点です。つぶれる企業を排除し、成長し続けられる企業を見つけることができる能力を持ち、かつそれを地道に続けているかどうかです。

そこから少々下の方にある第二の重要ポイントは、そうやって選び抜いた企業をできる限り安い時に買う能力があるかどうかです。

優れた企業を選んでまあまあ割安な時に投資する、というこうした運用を地道に続けていけば、成果は後から自然についてくると私は確信しています。地味ではありますが、こうした投資方法はこれまで大きな成功を収めてきました。

【コスト<運用成績<信頼感】

コストが低いことも、運用成績が優れていることも、ともに大切です。しかし、それとともに、あるいはそれ以上に、ファンドへの信頼感が大切だと私は思っています。

運用会社の使命は、結局のところお客さまである投資家の皆さんの財産づくりに貢献することです。どれだけコストが低くどれだけ運用成績が良くても、お客さまの財産づくりに最終的に貢献できていないのであれば、意味がないとさえ思います。

基準価額が下がるかもしれないと怖がることなく持ち続けていただけること、さらには値下がりしたら喜んで買っていただけること。
そうしたファンドにしていくために、運用はもちろんのこと、あらゆる機会を通じてお客さまが安心してお持ちいただけるように、今後も努力してまいります。

2017/7/26 コスト<運用成績<信頼感 ①

ファンド選びでは何を優先したらいいのでしょう

最近、投信(ファンド)の販売手数料や信託報酬といった「コスト」に注目する人が増えています。財産づくりをするうえで、コスト意識は重要です。

運用成績をまず見る人もたくさんいらっしゃいます。運用成績は、ファンドが良質かどうかを結果として示すものですから、言うまでもなく非常に大事です。財産づくりをするには値段が上がるものを買うべきであって、下がり続けるものは避けようとするのが当然です。

コストは重要だが運用成果とのバランスが肝心

まずコストについてですが、ご購入時にかかる販売手数料(ユニオンファンドにはありません)はもちろん、日々差し引かれる信託報酬は率があらかじめ決まっていますから、1年でどのくらいコストがかかるかだいたい計算できます。一方、運用成績は事前に計算できるものではありません。

このため、まずコストを減らすことに目が行くのも自然なことです。しかし、「コストはとにかく少なければいい」というものでもありません。言うまでもなく、「コストをかけただけのことがあったかどうか」という観点こそ大切です。

念のため申し上げますと、ファンドの値段(基準価額)は信託報酬というコストを差し引いた後の数字です。極論すれば、どんなに手数料がかかったとしても、それを上回って基準価額が上昇し、その運用成績が納得できるものであるなら、トータルすれば「コストはむしろ安かった」と考えることができるはずです。逆に、いくらコストの安いファンドを選んでも、運用成績に満足できないのであれば、何のためにコストを削ったのか意味がわからなくなります。

そもそも、コストはどんなに低くしようともゼロ以下にはなりません(ゼロでは会社が成り立たないので)。コスト削減で得られるメリットには最初から限界があるわけです。

コストは軽視できませんが、ファンドを選ぶ場合の最優先テーマとは思えません。「同じものなら安い方がいい」というくらいの話でしょう。

運用成績にも落とし穴があるので要注意

次に運用成績ですが、こちらは良いに越したことはありません。ただ、運用成績を示す基準価額を見る場合に注意しなくてはいけない点もあります。

基準価額が上がり始めると買いが殺到し、下がりだすと投資家が逃げ出すようなファンドは、長期の財産づくりには向いていないと言ってもいいでしょう。そのファンドの良い時と悪い時を自分で見抜かないといけないということを、投資家のこうした行動が間接的に示しているからです。

基準価額が大きく上がり「ものすごく儲かったから」と投資家が売り抜けてしまうファンドも、一見すると成績が良くていいファンドに思えますが、いまひとつ力不足なのではないかと私は思います。
なぜなら、売った後も基準価額が上がり続けることは少なくないからです。「先が心配だ、下がるのは嫌だ」と言って早く売り過ぎる結果、利益を大きく得損なう投資家は非常に多いのです。

持っていて大丈夫という信頼感

「そのうち下がるかもしれないが、まあその後また戻ってくるからいいや」と放置できるくらいのファンドの方が、むしろ望ましいように思います。
さらには、基準価額が下がってくると投資家の購入が増えるようなファンドはなおいいように思います。「下がっているのは一時的だ」と多くの投資家から信じられていることを示している可能性があるからです。

株式にしろファンドにしろ、天井を見極めてうまく売り抜けるなどという難しい技を必要とするようでは、一般の人たちの長期の財産づくりの役に立つとは思えません。そんなこと、プロでも簡単ではないのですから。

財産づくりに役立つファンドとは、基準価額が長期で上がることはもちろんですが、目先の上げ下げに関係なく買われ続け、持ち続けていただけるファンドのはずです。

ユニオンファンドもそうしたファンドでありたいと思っています。そのために何が必要なのか、という点は、次回書くことにします。

2017/5/19 相場を当てなくてもいい投資

タイミングを当てるのはとことん難しい

投資というと、安い時に買って高い時に売るもの、とよく言われますし、確かにそういう面はあります。
しかし、今が安い買い時なのか、それとも高い売り時なのかを正しく判断することは、不可能とは言いませんが決して簡単ではありません。
むしろ、実際には「安い」と思って買ったらそこからさらに下がり続けたり、逆に「高い」と思って売ったらその後も上がっていってしまったり、といったことが少なくありません。

以前のコラム(2月3日)にも書きましたが、株価が18倍になっても投資信託(ファンド)の保有者はあまり利益を上げていないというのが現実です。
下の図のように売買すれば、上昇相場であっても損をしてしまうのです。

上がり続ける株式市場で十分な利益が上がらない最大の理由は、実は「損をせず儲かるように、うまくやってやろう」「相場を当ててやろう」という欲だと言ってもいいかも知れません。市場には、寝る間も惜しんで研究し、長い経験を積んだ才能ある投資家が山のようにいます。あなただけではなく、彼らも虎視眈々と利益を得ようと狙っているのです。
彼らの上をいかない限り、相場の方向を当て続けることはできないと言ってもいいでしょう。誰にでもできることとは思えません。

負けるが勝ちの積立投資

買ってから値段が下がるのは誰だって嫌なものです。
でも、株価にも為替相場にも、上がったり下がったりという波があるので、損はどうしてもついて回ります。
ただ、その波を全部正しく当てる必要などありません。それどころか、価格の下落は利益の元にさえなります。

ファンドの積立の場合を見てみましょう。下の図をご覧ください。これは、1回につき10,000円ずつ、4回に分けて投資したケースですが、合計40,000円投資して、終わってみれば46,667円に増えています。
なぜこんなことが起こるのかと言えば、基準価額(ファンドの値段)が大きく下がった2回目に一気に20,000口買えたからです。
最終的に値段は元の10,000円に戻っただけなのに、それでも大きなプラスが残るのです。

基準価額が下落した瞬間は、前に投資した部分が確かに損になっています。
しかし、繰り返しになりますが、その時にたくさんの口数が買えたことが、後々プラスに働いてきます。
長期の積立投資では、価格の下落は私たちの敵ではなく味方だと言ってもいいくらいでしょう。

●ポイントは二つです。
一つは、「途中の値下がりは最終的には財産づくりのプラスになる」こと、
もう一つは、「長期的に上がっていくものに投資する」ことです。

積立投資は、「値上がり期待はあるが価格変動が大きい」という株式の性質を逆にうまく生かした投資手法だと言えるでしょう。
「損しないための相場予想」は不要です。
ユニオン投信が積立投資をお勧めしているのは、こうした理由からです。

2017/2/3 下がったら買いたくなるファンド

もうずいぶん前ことですが、証券会社の方と話をしていたときのことです。
「久保田さんはどんなファンドを目指していますか?」
そう聞かれて、私は「下がったらお客さまが買いたくなるファンドです」
とお答えしたことがあります。

その方は、怪訝そうな顔をされました。
(“上がるファンド”の間違いではないのか?)
そう思われたようで、話は最後までかみ合いませんでした。
下がったら買いたくなるか、それとも売ってしまいたくなるか。
ここは大きな分かれ目です。

この図は、2008年3月に英国の『エコノミスト』という経済誌に掲載された数字を基に作成したもので、計測期間は1980年から2005年です。インデックスファンドとは、市場の動きとぴったり同じように値段(基準価額)が動くように設計・運用されているファンドのことです。

「ファンド選びが難しい」とか、「全体の株価上昇を享受したい」、中には「へたなファンドマネージャーに任せるよりもいい」(笑)ということで、非常に多くの投資家が保有しています。さて、この間にインデックスファンドの評価額は17倍、増加したのですが、お客さまたちがお持ちのファンドの方は増加がたったの5倍にもなりませんでした。

なぜなのでしょうか。記事によれば、理由は二つあります。
一つは、インデックスファンドよりも手数料が高いファンドの保有が多かったこと。
もう一つは、ファンドの保有者の売買が下手過ぎたことです。「売買が下手」とはどういうことなのか。

要するに、値段が上がってくると買い、下がってくると売ってしまうということです。
高値で買って安値で売れば、いくらファンドが最終的に値上がりしても利益など出ません。

なぜそうなってしまうのでしょう。

この記事には詳しく書いてありませんでしたが、だいたいの察しはつきます。
おそらく、市場やファンドの価格変動に気を取られ過ぎることに原因があるのです。
値段が上がってくると「いいファンドだ」と喜び、下がってくると「なんだこれは」と嘆く。

それにしても困りました。
運用成績をどれだけ上げてもお客さまの財産はなかなか殖えない、
としたら、いったいどうしたらいいのでしょう。

たどり着いたのは以下の考えです。

・投資家が値動きに振り回されるのは、持っているものが何なのかわかっていないため
・ならば、その強みはもちろん、弱みも知ってもらえばいい
・いいものを持っている限り、値段が下がっても不安にはならないはず
・それどころか、同じものが安く買えてありがたいと思ってもらえるはず

記事を読んでから9年になろうとしていますが、結論はずっと同じです。

ユニオン投信の目的は、お客さまの財産作りのお役に立つことです。
ファンドマネージャーが運用成績の向上に最大の力を注ぐのは当然です。
しかし、それだけでは全く十分ではないと、私は思います。
重要なのは、基準価額が下がったときでも、お客さまが不安に駆られて売ってしまうことがないようにすることです。
基準価額が下がると、「うれしい、下がったからまたたくさん買える」と思っていただけるファンドに、ぜひしていきたいです。
それによって、ファンドの成績と同じかそれ以上にお客さまの財産づくりがうまくいくのだと思っています。


2016/12/28 株価はなぜこれまで上がってきたのか

ホームページのリニューアルに合わせ、ファンドマネージャーがいろいろ書くことができるコーナーを作ってもらいました。

このコーナーでは、投資の話やユニオンファンドの話をメインにします。
皆さんが株式や株式投信、そしてユニオンファンドとうまく付き合っていただけるように、役に立つヒントを書いていこうと思っています。例えば、
・私たちが投資している市場の最近の状況
・ユニオンファンドのこと
・「投資の仕方」のような話
個別株の推奨とかギラギラした株価予想などは書きません。

さて今回は、「株価はなぜこれまで上がってきたのか」です。
長期で財産づくりをするために押さえておくべきキモ、あるいは「株式長期投資の一丁目一番地」の話です。

株価は、一部には例外があるものの、これまで概ね長期にわたり上がってきました。
「耳にタコ」かもしれませんが、「経済が成長してきた」ことがその理由です。

この図は、アメリカの名目国内総生産(GDP)と、代表的な株価指数であるダウ平均株価を、ともに1930年から見たものです。
(縦軸の目盛りは、「差」ではなく「倍率」がわかるように対数表示にしてあります。)

青線で示したGDPと、オレンジの線の株価は、だいたいパラレルに推移してきたことがお分かりいただけると思います。
要するに、経済が大きくなるのにつれて株価も上昇してきた、ということです。

なんだ、アタリマエ、と思われるかも知れません。
でも、経済成長というのはとても時間がかかる話であり、なかなか実感しにくいものです。
上下に日々揺れ動く株価を見ていると、つい忘れがちになりますので、たまには思い出してみるのもいいでしょう。

私たちユニオン投信では、世界経済はこれからも拡大していくと思っています。
ならば株価も自然に上がって行くだろうと考えているわけです。

ただ、図をよく見ますと、いくつか気になることもあります。

例えば
GDP(青線)に比べて株価(オレンジの線)の方がよく上がっているときもあれば、逆の時もあります。
いつもぴったりというわけにはいきません。株価はいろいろな理由で上下に振れます。

また、最近のGDPは伸びが落ちているように見えますから、これからも大丈夫なんだろうかと疑問を抱かれたかも知れません。
それでもまったく大丈夫と思っている理由があります。

このあたりのことも、今後おいおい書いていこうと思います

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1978号 一般社団法人投資信託協会会員

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